【メルマガ】言葉が持つ2つの意味に目を向ける
多くの言葉は、常に2つの意味をはらんでいます。
例えば「喜びのために生きる」といっても、「人が喜ぶことをする」のと「人の喜ぶことをする自分を求める」のとでは、まったく違います。あるいは「ピュア」ということにも2種類があるといえるでしょう。強すぎる妄想のためにピュアに見える人と、感覚が尖すぎるためにピュアになっている人は、まったく別種の人間なのです。
あるいは「興味」にも2種類があるように思います。満たされれば冷める興味と、汲めども尽きぬ興味です。そして、後者の興味の中でのみ、時折、時間を超越するような感覚が起きるのです。
汲めども尽きぬ興味は、それが有り得ると可能性を信じられた日から、その到来の扉が開かれるのです。
<名越康文メールマガジン2016年12月21日号「精神科医の備忘録 Key of Life」より。
名越康文メールマガジン 生きるための対話(dialogue)
2015年12月21日 Vol.114
<ちょっと変わったクリスマスの過ごし方/なぜ空海は真言宗と名付けたのか/才能とは、強靭で極めて薄い膜のようなものだ/「つられ笑い」は心身の健やかさの指標!?/何はなくとも、まずは身体を動かすことからほか>
目次
00【イントロダクション】ちょっと変わったクリスマスの過ごし方
01【近況】なぜ空海は真言宗と名付けたのか 改めて「声」の力について考える
02精神科医の備忘録 Key of Life
・才能とは、強靭で極めて薄い膜のようなものだ
03【コラム】「つられ笑い」は心身の健やかさの指標!?
04カウンセリングルーム<今週はお休みです>
05読むこころカフェ(37)
・何はなくとも、まずは身体を動かすことから
06講座情報・メディア出演予定
【引用・転載規定】
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