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「精神科医・名越康文の研究室」へようこそ。
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【メルマガ】ポピュリストはなぜ論争を好むのか

2016年12月05日(月)03時38分40秒

論争は、その人を今のレベルに固着させる、強力な接着剤となってしまうことがあります。なぜなら、人と言い争い、相手を言葉で負かそうとするうちに、「自己愛の牙城」ともいうべき砦が、心の中に一瞬にして築かれてしまうからです。

 

もちろん、生きている限り、人は論争と全く無縁ではいられないでしょう。でも、だからこそ論争を戦わせる「リングの場所」ぐらいは、注意深く選んでください。下手な場所で論争をしていると、あなたの生命力と時間は、想像するよりもずっと深く、えぐり取られてしまいます。

 

そして、ここにこそ権力者、特にポピュリストが論争を好む理由があります。彼らにとって論争とは、手段です。人を疲弊させ、洗脳する手段として、論争は非常に強力に機能します。

 

権力が論争を通じて求めているのは成果ではなく、むしろサクリファイス(生け贄)です。「逆らう者がどうなるか」を見せるつけることは、権力の維持という点において、あまりにも効率的かつ、教育的なのです。

 


名越康文メールマガジン 生きるための対話(dialogue)

2016年12月5日 Vol.137
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今週の目次
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00【イントロダクション】ポピュリストはなぜ論争を好むのか
01【カウンセリングルームPick Up!】瞑想していると、昔のことを思い出します
02【コラム】自意識過剰を克服したいあなたへ
03【読むこころカフェ】「ご縁を感じる力」を鍛えよう
04精神科医の備忘録 Key of Life
・強行ロードと音楽の日々
05カウンセリングルーム
・[Q]こんなことまで張り合うの!? 7種の上司について
06講座情報・メディア出演予定
【引用・転載規定】

 

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【今週のおすすめ講座】

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2016年12月18日(日)13:30~16:00
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【メルマガVol.136より】生返事の害と寄り道の効用

2016年11月21日(月)02時43分38秒

■自分に「生返事」をするのはやめましょう

 

生返事をするのはやめましょう。

 

生返事ばかりしていると、無意識のうちに、自分自身に対して、生返事をするようになります。そうするとやがて、自分が納得しているのかどうかさえ、わからなくなってしまいます。

 

「共感」というけれど、他人に共感する前に、自分自身が本当に心から納得したり得心したりできるかが基本です。それをやり続けることによって、日常の小さな疑問がけっこう大きなこと、普遍的なことにつながっているのが見えてくるのです。

 

 

■寄り道しよう

 

メディアの本質は、人間の無意識に作用することにあります。しかしメディアは通常、「情報」という仮面をかぶっています。テレビでもネットでも、僕らはそれがただの「情報」だと思って、つい油断してしまう。でも、メディアの上っ面に騙されて油断していると、僕らはいつの間にか、無意識を操作されてしまう。

 

人の行動の動機は無意識のレベルにあり、その人の意識には決してのぼってはきません。意識にのぼってくるのは、価値判断やリスクマネジメントであり、それらは動機というよりは「枠組み」「基準」「規制」の類です。

 

言い換えれば僕らが自分の行動の動機を言語化しているときは、ほとんどの場合、社会通念や常識に自己の内面を投影しているだけのことが非常に多い。実際、僕らが目にするインタビューのほとんどは、この範囲を出ません。本当に自分の行動の動機を語っている人は、1パーセント以下と言ったほうがいい。

 

つまり私たちの意識は、自分についての質問者に過ぎず、私の意志や行為について答えられるのは、私の中の他人(自分とは普段感じていない何者か)ということです。

 

では、無意識をメディアや通俗的な価値観や不安に支配されないために、僕たちにできることは何か。一番簡単な方法は、「出かけることを怠けない」「出かけたら、せっかくだから寄り道をする」ことなのです。

 

毎日出かけて、新鮮なものに触れましょう。そうやって、複数の感覚(聴覚、触覚、体幹感覚など)を起動させることによって、私たちは自分の無意識がメディアや他人に操作されることを、防ぐことができるのです。

 


名越康文メールマガジン 生きるための対話(dialogue)

2016年11月21日 Vol.136
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今週の目次
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00【イントロダクション】生返事の害と寄り道の効用

01【近況】ドナルド・トランプの逆転劇から学ぶルサンチマンの心理学

02カウンセリングルーム

[Q]人生に意味なんてあるんでしょうか?

03【読むこころカフェ】

・日本人が理解していない「フェア」の観念

04精神科医の備忘録 Key of Life

・欠落感に自分の本質がある

05講座情報・メディア出演予定

【引用・転載規定】

 

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【今週のおすすめ講座】

●第40回名越式性格分類ゼミ【残席3】
2016年12月 18日(日)13:30~16:00
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【メルマガVol.135】「私」という壁との闘い方

2016年11月07日(月)02時00分40秒

自分にとって真の壁となるのは、親でも、上司でも、国でもありません。他ならぬ「私」こそが、私にとって真の壁として立ちふさがるのです。他者に何かを伝えたい。そんな素朴な思いですら、怯えた私は、壁となって立ち塞がるでしょう。

 

かといって、私を押さえこもうという試みは大抵、うまくいきません。正面から押さえ込もうとしても、「私」はますます反抗し、強固な壁として立ち塞がってくることでしょう。

 

自己否定というのは、たいていの場合、自己愛の裏返しにすぎません。「私は最低の人間だ!」と自らを罵りながらも、その実、そうやって自己否定できる自分を可愛がっているにすぎないことが多いはずなのです。

 

しかしながら、本当の意味で自分を否定する、そういう働きがあるのも事実です。それは否定といった力での反発ではなくて、どちらかというと壁ぬけをするような感覚に近いのです。自分をスルーする。それだけが、自己を解放へと掻き立てるのです。

 


名越康文メールマガジン 生きるための対話(dialogue)

2016年11月7日 Vol.135
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今週の目次
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00【イントロダクション】「私」という壁との闘い方

01【カウンセリングルームPick Up!】目的意識を持たないことの心理学的メリット

02【コラム】承認欲求との付き合い方

03【近況】「時間的絶望」をどう克服するか

04精神科医の備忘録 Key of Life

・見えない「条件付け」に気づく

05講座情報・メディア出演予定

【引用・転載規定】

 

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【今週のおすすめ講座】

●第39回名越式性格分類ゼミ【残席3】
2016年11月 20日(日)13:30~16:00
アープカレッジすがも(JR・メトロ「巣鴨駅」徒歩2分)
http://nakoshisemi.yakan-hiko.com/
※メルマガ購読者割引あり

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名越式性格分類ゼミ(通信講座版)第6期会員受付開始!

2016年10月04日(火)08時45分37秒

皆さんこんにちは、名越康文です。

名越式性格分類ゼミ(通信講座版)の第6期会員募集の受付が始まりました。

名越式性格分類ゼミ(通信講座版)
https://yakan-hiko.com/meeting/nakoshi.html

 

スクリーンショット 2016-10-04 8.35.07

 

僕は「旅する精神科医」と言われるぐらい、北海道から沖縄まで毎日のように講演や講座などをやらせていただいているわけですが、単発の講座や講演では、僕の心理学の柱である性格分類、気質分類についてお話をする機会が滅多にない、という問題があります。

というのも、1時間半なり、2時間という時間だと、「心とは何か」といったテーマについてはある程度まとまったお話はできても、性格分類についてはまとまったお話をするのは難しいからです。お話できないわけではないですが、その程度の時間だと、本質を見失った状態でお伝えしてしまう可能性が高い。

だからこれまで僕は、福岡、大阪、東京という、非常に限られた場所で、限られた人を相手にしか、性格分類=体癖論のお話をしてこなかった。それ以外の地域に住んでおられる、性格分類に関心を持ってくださる方々には申し訳ないな、という思いをずっと持っていました。

この通信講座では、これまで実際の講座を受講した経験のある方から、メルマガなど、活字を通して関心を持っていただいていた方まで、幅広い方々に利益となるのではないか、という趣旨で運営しています。

お届けするDVDには、できるだけ当日の講義を、生のままお伝えするようにしています。ライブ講義の息づかいや、そこに込められた感情、ユーモア、冗談、息づかい……といったさまざまな要素は、しばしば「おまけ」として捉えられがちですが、「人間そのもの」を扱う性格分類においては、それらは各体癖の「内容」そのものです。もちろん、講義のDVDだけで体癖論のすべてを伝えることができるとは思いませんが、DVDに収録されたすべてを味わって、奥深い体癖論の世界に没入していただければ幸いです。

名越式性格分類ゼミ(通信講座版)の詳細および、第6期受付はこちら↓
https://yakan-hiko.com/meeting/nakoshi.html

Dizzy Delight 名越康文 With 東京ローカルホンク&池田みどり

2016年09月26日(月)06時03分04秒

nakoshi

人間の深奥を探求しつづける精神科医名越康文 音楽ライブ リターン!
昨年秋の初ライブ ☆ DIZZY NIGHTから 早1年。
シンガーソングライター・名越康文として、
次々に湧き出てくる新曲をひっさげての2回目のライブだ。

出演

名越康文 With 東京ローカルホンク&池田みどり

日時

12月3日(土)

OPEN 14:30

START 15:00

Charge    5000円+1drink 500円

会場

STUDIO FOUR
豊島区巣鴨4-42-4
http://www.h3.dion.ne.jp/~studio4/access.htm

お申込みはこちら
http://dizzy-d.peatix.com/