第25回「名越式性格分類ゼミ」(9月20日)のご案内
第 25回「名越式性格分類ゼミ」は2015年9月20日(日)13:30~16:00、
アープカレッジすがも(JR巣鴨駅徒歩2分)で行います。今回のテーマは「前後型(6種を中心に)」です。
詳細・申し込みはこちらをご覧ください。
名越康文の最新のお知らせはこちらで告知します。
第 25回「名越式性格分類ゼミ」は2015年9月20日(日)13:30~16:00、
アープカレッジすがも(JR巣鴨駅徒歩2分)で行います。今回のテーマは「前後型(6種を中心に)」です。
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「戦争したくない」というのは、少なくとも「論点」とはいえません。議論の基点です。しかしいまのところ、そこを共有できないまま、時間だけが無為に過ぎ去っていきます。そこに、シュプレヒコールのデジャブ感を覚えざるを得ない。
平和を願うことは大切です。しかしそれよりもずっと大切なことは、一人ひとりの人間が、深く呼吸をすることです。深い呼吸をすることによって、はじめて私たちは考えることができる。そうでなければ、平和を主張する者の叫びが、虚しく響くことになるだけです。
シュプレヒコールによって煽ることの弊害は、考えること、学ぶことが必要ないと直感する者を増やしてしまうことです。物事を短絡的に捉えることを推奨することは、本人の予想をはるかに超えた扇動となります。なぜなら扇動された者は、同時に排他的に生きる者となるからです。そしてその究極の排他が「戦争」である、と考えることもできるでしょう。
ではなぜ人はかくもたやすく扇動されるのか? それは、私たちの多くが常日頃から、大きな不満を抱えながら生きているからです。
不満を抱えているから、私たちは「ただ生きる」ということはできず、なんらかのアイデンティティを求めます。それがわかりやすいものであればあるほど、魅力的に映る。
そういう意味では、私たち大衆の一人一人が、そうした世界的なアイデンティティの矛盾の只中に足を踏み入れるしかないという、空前の時代が訪れているのかもしれません。私もまた、その時代を、深い呼吸とともに迎えたいと思います。
「ガイアの夜明け」や「とくダネ!」で話題となった類人猿分類。その最新版・決定版の本を鋭意制作中です。タイトルは『類人猿分類公式マニュアル2.0 人間関係に必要な知恵はすべて類人猿に学んだ』。2015年9月11日発売です。
私は監修として関わらせていただきました。非常に良い本になると思います。よろしければぜひ!(名越康文)
『類人猿分類公式マニュアル2.0 人間関係に必要な知恵はすべて類人猿に学んだ』
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書籍情報はこちらに掲載中です。
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2015年8月 17日 Vol.106目次
00【イントロダクション】シュプレヒコールのデジャブ感
01【近況】性の交差現象が起きるとき、人は癒される
02カウンセリングルーム
[Q1] 「面倒くさい」は我慢しなければいけないのか
[Q2] デモに参加するときに気をつけなければいけないこと
[Q3] ついお酒を飲みすぎてしまう
03精神科医の備忘録 Key of Life
・時間とは「壊れやすさ」のことである
04【新刊】 『自分を支える心の技法』文庫版あとがき(抜粋)
05講座情報・メディア出演予定
【引用・転載規定】
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※メルマガVol.104(2015年8月3日)を発行しました! ご購読はこちらから
2015年8月3日 Vol.104
目次
00【ご案内】類人猿分類の新刊、9月11日発売決定!
01【ピックアップ】「キャラを作る」のって悪いことですか?
02【近況】怒りのデス・ロードとデジャブについて
03精神科医の備忘録 Key of Life
・現実逃避という莫大なエネルギーが蕩尽されつつある
04カウンセリングルーム
[Q1] 母の怒りから身を守るには?
[Q2] 田舎暮らしが耐えられない
[Q3]他人からどう思われているかを知りたい
05講座情報・メディア出演予定
【引用・転載規定】
※月2回発行、500円+税(月額)。kindleや各種電子書籍リーダー対応。購読開始から1か月無料! まずはお試しから。
※kindle、epub版同時配信対応!
何かと人の言葉にイラついて仕方がないという人でも、その言葉を朝に聞くのか、夜に聞くのかによって、腹の立ち方はずいぶん違うはずです。昼間は内容が気になり、夜は語尾が気になる。そんなふうに、時間帯によって、同じ言葉でも、心や身体にどう響くかは、変化するのです。
「時間」というものが私たちの感覚に与える影響の大きさは甚大です。しかし、そのことに本当の意味で気づいている人は非常に少ないのではないかと感じます。多くの人は、時間というものを時計が刻む客観的な「時間」としてしか捉えることができず、私たちの感覚が捉えている「本当の時間」に向き合おうとはしません。
では、時計が刻む客観的な時間と、僕たちが日々、実感として受け止めている「本当の時間」には、実際のところ、どのような違いがあるでしょうか。
結論からいえば、客観的な時間というのは「モノサシ」に過ぎず、実態を持たない概念にすぎません。それに対して、私たちの感覚によってありありと捉えることのできる「本当の時間」には、途方もない力が宿っているのです。
私たちは通常、空間における作用を“力”と呼びます。しかしそのような力はすべて、時間に押し流されていきます。時間の持つ力は絶大なのです。しかし繰り返し述べてきたように、私たちは通常、時間の持つそうした「力」に直接、触れることができずにいるのです。
「本当の時間」は、常に伸び縮みをしています。ある瞬間が、途方もない厚みを獲得してしまうことすらある。それを捉えるためには、「行」に取り組む必要があります。感覚を、物事(対象)に対して集注させるのではなく、瞬間に集注させる。それが行の入り口です。
行に取り組むことによって、私たちの感覚はようやく、「本当の時間」を捉え始めます。自分であれこれ考えているうちは、私たちは因襲的な時間の枠組みから抜け出すことができません。行に取り組むことによって、僕たちは初めて、厚みを持つ時間に遭遇します。そこにきて、はじめて僕たちは、時間が持つ本当の力を、自身の身体全体で受けとめることができるのです。
2015年7月20日 Vol.104
目次
00【イントロダクション】誰も知らない「本当の時間」の力
01【コラム】活力を呼び込む午前中の過ごし方
02精神科医の備忘録 Key of Life
・自己への囚われはときに生きる活力の息の根を止める
03カウンセリングルーム
[Q1]子供の才能を枯れさせない関わり方とは?
[Q2]自分に向けられた怒りをうまく受けとめることができません
04読むこころカフェ(34)
・他者がもたらす不快との付き合い方
05講座情報・メディア出演予定
【引用・転載規定】
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※kindle、epub版同時配信対応!
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