アダム・ウェストンの本不生
松屋銀座一階で、アダム・ウェストンに会って来ました!
アダム・ウェストンさんは、熱中時間に出演していただいたことのある画家。
今日(10/15)まで、松屋銀座で作品を展示されています。
11月には大阪での展示もあるもようです。
生命のような絵だね。
ウェストンさんの絵に触れると、真実というのは主観を越えた個人の確信からこの世界に露わになる、ということに気づかされます。
松屋銀座にて、数年ぶりにご本人にお会いしてお話を伺うと、やはり「何か大きなものにアクセスしている感覚」が、すごくリアルにある、ということをお話されていました。
ウェストンさんからすれば「なぜみんなこのことに気づいてもらえないのだろうか」ともどかしいくらい、彼の内側にはその感覚と、感覚に対する確信があった、ということのようです。そして50歳を迎え、もうそれを世に問わなければならないと決心されたようです。
私には彼の絵は、生命が生命という形を完全にとる直前の<炸裂>のようにも感じました。これは仏教でいうところの「本不生」ともつながるのかもしれない。本不生とは、生まれず、出でず、なおかつ生まれる命の本源であること。
ご縁のある方はぜひ。