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名越康文の最新のお知らせはこちらで告知します。

 

メルマガ「生きるための対話」12月1日号(Vol.089)を配信しました!

2014年12月01日(月)10時34分33秒

名越康文メールマガジン「生きるための対話 dialogue」2014年11月17日 Vol.088を配信しました!

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以下、巻頭コラムを掲載いたします。

 

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00【イントロダクション】「コミュニケーション力のある人」なんてそうざらにはいない
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何かにつけ、コミュニケーション力が求められる時代だと言われますが、そもそ
も、コミュニケーションって何なんでしょうね。

私の考えるコミュニケーションは、少なくとも「前提を共有すること」ではない、
と思っています。他人と「ああ、それわかる!」というふうに前提を共有するこ
とは大切なことですが、それはむしろ、コミュニケーションの「入り口」です。
むしろ気づかないうちに共有した前提や見えない壁を突き崩す契機を、他者から
得る。それこそが、コミュニケーションの本質ではないでしょうか。

他人の内面に肉薄すればするほど、そこには浅はかな理解や共感を絶した、底知
れぬ様相が立ち上がってきます。私たちは、あまりに理解しがたいその現実を前
にしてうろたえます。

実はこのとき生まれるのが「欲」です。欲の本質とは、それまでの固定観念に凝
り固まった「私」が動揺しはじめ、なんとか相手を理解したい(あるいはコント
ロールしたい)と思い、じたばたと足掻きはじめたとき生じる、衝動のようなも
のです。

ともあれ、他人とのコミュニケーションというのはこのように、大変な困難を伴
うものである、ということを知る必要があります。どんな人でも、当たり前のよ
うにやっているように思われがちですが、コミュニケーションをとる、というこ
とは、実はかなり高度なことなのです。

例えば家族など、近しい人の言葉にこだわり、つまずく人は、相手の人格や表現
ではなく、まず自らのトラウマを検証してみる必要があります。トラウマは痛み
であり、痛みはそのまま、他人を断罪する感情や知恵に変わってしまうからです。

お蕎麦屋さんが出前でたくさんの蕎麦を重ねて持ちながら自転車に乗るように、
自己(自転車)のバランスをとりつつ、他者(蕎麦)との関わりを持つ。それが
できたとき、あらゆる瑣末で些細なコミュニケーションが、アートに昇華するの
ではないでしょうか。

新刊『どうせ死ぬのになぜ生きるのか 晴れやかな日々を送るための“仏教心理学講義”』
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好評発売中です!(増刷が決まったそうです)
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今週の目次
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00【イントロダクション】「コミュニケーション力のある人」なんてそうざらにはいない
01【コラム】なぜ秀吉はあれほど利休を恐れたのか 「常識」との正しいつきあい方
02精神科医の備忘録 Key of Life
・想いとは言葉を超えているから想いである
03【連載】読むこころカフェ(27)
・「心のリセット」はポジティブシンキングよりも実践的
04カウンセリングルーム
[Q1] 『今、ここ』に集中している心の状態とは?
[Q2]情緒不安定な女性とのつきあい方
[Q3]家を片づけようと思います
05講座情報・メディア出演予定
【引用・転載規定】

 

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【 料金(税込) 】 540円 / 月

 

 

【 発行周期 】 月2回発行(第1,第3月曜日配信予定)+α

※初回購読開始日から1か月間は無料で読めます。

※メール版、HTML版に加えて、kindle、epubなどの電子書籍版が同時配信されます。kindle端末に直接送信することも可能。

※お支払いはクレジットカード、paypal、ケータイ決済、webmoneyなど、多様な決済に対応。

辺境ラジオ公開収録のお知らせ!

2014年11月26日(水)03時46分09秒

辺境ラジオ 公開収録のお知らせです。

12月18日(木)18:30~ 場所:毎日放送本社

定員:約60人

12月2日(火)到着分まで有効

詳しくは下記

http://www.mbs1179.com/henkyo/

メルマガ「生きるための対話」11月17日号(Vol.088)を配信しました!

2014年11月17日(月)01時08分47秒

名越康文メールマガジン「生きるための対話 dialogue」2014年11月17日 Vol.088を配信しました!ご購読はこちらからどうぞ!

 

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今週の目次

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00【イントロダクション】人間の場合、集合知は馬鹿になるのかもしれない

01【コラム】大切なことをつい先送りしてしまう。その原因は「弱いトラウマ」!?

02精神科医の備忘録 Key of Life

・「自分の考え」の外側に出よう

03【特別連載】どうせ死ぬのになぜ生きるのか(後編)

04カウンセリングルーム<今回はお休みです>

05読むこころカフェ(26)

・機縁をつかむ内蔵感覚の力

06講座情報・メディア出演予定

【引用・転載規定】

 

 

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11月24日、空海劇場2014開催!

2014年11月12日(水)04時34分10秒

昨年好評を博したイベント「空海劇場」、今年も福岡でやります! 名越も登壇します。皆さん、来てね〜。

 

日時:2014年11月24日(月・祝)  15:00~18:15(予定)

会場:レソラホール(福岡市中央区2-5-55 レソラ天神5階)

入場料・5,000円(前売り)5,500円(当日)  ※定員約250名

※チケットは、公式HP 又は事務局で発売中

一般問合せ:空海劇場実行委員会(株式会社グランドビジョン内 担当:中原・白坂)

Tel. 092-718-3041

公式HP http://www.kukai-gekijo.jp

公式FB http://www.facebook.com/kukaigekijo

大阪「隆祥館書店」で新刊『どうせ死ぬのになぜ生きるのか」刊行記念イベントやります!

2014年11月03日(月)01時37分21秒

11月19日(水)、大阪「隆祥館書店」(会場は隆祥館書店斜め向かい上本町変電所ホ-ル)、にて、新刊「どうせ死ぬのに、なぜ生きるのか」刊行記念イベントを行います!

 

日時:11月19日(水)18:00 開場  19:00 開演

会場: 隆祥館書店斜め向かい上本町変電所ホ-ル

CafeBreakTime:本代込み2,500円(1,636円+864円)

講演のみ 2,000円 当日は3,000円

(事前購入制とさせていただきます。)

詳細、申し込み:

http://bit.ly/1yPkZFM