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【ラジオ】7/24(金)J-WAVE「GOLD LUSH」出演します!

2015年07月22日(水)11時40分33秒

ラジオ、出演します!

 

7月24日(金)、16:30~17:00

J-WAVE「GOLD LUSH」

【メルマガ】誰も知らない「本当の時間」の力

2015年07月20日(月)01時39分41秒

何かと人の言葉にイラついて仕方がないという人でも、その言葉を朝に聞くのか、夜に聞くのかによって、腹の立ち方はずいぶん違うはずです。昼間は内容が気になり、夜は語尾が気になる。そんなふうに、時間帯によって、同じ言葉でも、心や身体にどう響くかは、変化するのです。

 

「時間」というものが私たちの感覚に与える影響の大きさは甚大です。しかし、そのことに本当の意味で気づいている人は非常に少ないのではないかと感じます。多くの人は、時間というものを時計が刻む客観的な「時間」としてしか捉えることができず、私たちの感覚が捉えている「本当の時間」に向き合おうとはしません。

 

では、時計が刻む客観的な時間と、僕たちが日々、実感として受け止めている「本当の時間」には、実際のところ、どのような違いがあるでしょうか。

 

結論からいえば、客観的な時間というのは「モノサシ」に過ぎず、実態を持たない概念にすぎません。それに対して、私たちの感覚によってありありと捉えることのできる「本当の時間」には、途方もない力が宿っているのです。

 

私たちは通常、空間における作用を“力”と呼びます。しかしそのような力はすべて、時間に押し流されていきます。時間の持つ力は絶大なのです。しかし繰り返し述べてきたように、私たちは通常、時間の持つそうした「力」に直接、触れることができずにいるのです。

 

「本当の時間」は、常に伸び縮みをしています。ある瞬間が、途方もない厚みを獲得してしまうことすらある。それを捉えるためには、「行」に取り組む必要があります。感覚を、物事(対象)に対して集注させるのではなく、瞬間に集注させる。それが行の入り口です。

 

行に取り組むことによって、私たちの感覚はようやく、「本当の時間」を捉え始めます。自分であれこれ考えているうちは、私たちは因襲的な時間の枠組みから抜け出すことができません。行に取り組むことによって、僕たちは初めて、厚みを持つ時間に遭遇します。そこにきて、はじめて僕たちは、時間が持つ本当の力を、自身の身体全体で受けとめることができるのです。

 

 

 

名越康文メールマガジン「生きるための対話(dialogue)

2015年7月20日 Vol.104
目次

00【イントロダクション】誰も知らない「本当の時間」の力

01【コラム】活力を呼び込む午前中の過ごし方

02精神科医の備忘録 Key of Life

・自己への囚われはときに生きる活力の息の根を止める

03カウンセリングルーム

[Q1]子供の才能を枯れさせない関わり方とは?

[Q2]自分に向けられた怒りをうまく受けとめることができません

04読むこころカフェ(34)

・他者がもたらす不快との付き合い方

05講座情報・メディア出演予定

【引用・転載規定】

 

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類人猿分類および新刊『類人猿分類公式マニュアル2.0 人間関係で必要なことはすべて類人猿に学んだ』について

2015年07月15日(水)02時17分29秒

お問い合わせをいただいております、名越康文監修の類人猿分類について、下記に情報をまとめておきます。

■類人猿分類の関係書籍について
・既刊に『ゴリラの冷や汗』、9月発行予定の新刊に『類人猿分類公式マニュアル2.0 人間関係で必要なことはすべて類人猿に学んだ』があります。いずれも詳しい情報は特設サイトに掲載しています。

 類人猿分類特設サイト

 

 

■類人猿診断について

類人猿分類の簡易診断が行える診断サイトはこちらです。

http://yakan-hiko.com/gather/

 

■類人猿セミナーについて

類人猿分類を用いた人事セミナー等については、株式会社エブリイのサイトをご覧ください。

http://www.super-every.co.jp

 

 

【メルマガ】「他人に支配されない人生」のために必要なこと

2015年07月07日(火)08時20分20秒

人はいつも、思考や価値観よりも、刺激と感覚に引きずられて生きています。

それは言い換えれば、どれほど情報を仕入れ、自分の頭で考え抜いても、「感覚」にアプローチしない人は容易に他人に誘導され、コントロールされてしまうということです。

感覚というのは「数量」や「実体」よりも有力な“現実”です。言い換えれば、私たちが触れる「実体」や「数量」というのは、常に感覚によって“汚染”されている、ということです。

我々は現実というよりむしろ、感覚に取り囲まれて日々を過ごしている。ですから、他人に支配されない人生を望むのであれば、いまあなたが知るものよりもずっと広範囲の感覚を意識し、それらを深めていくことが必要です。

しかし、ここで問題があります。それは、感覚を広げ、そして深める手段を「学ぶ」道はほとんど絶無に近いということです。感覚を深める道は、学ぶというよりは師について習うものであり、その機会に恵まれなければ、上達どころか、そのようなテーマが存在することにすら、気づくことができないのです。

 

 

名越康文メールマガジン「生きるための対話(dialogue)

2015年7月6日 Vol.103
目次

00【イントロダクション】「他人に支配されない人生」のために必要なこと
01【近況】類人猿分類(『ゴリラの冷や汗』)がブレイクした理由/「考える」とは何か02【コラム】カバンには数冊の「読めない本」を入れておこう
03カウンセリングルーム
[Q1]勝ち負けと怒りについて
[Q2]恋愛が面倒です
[Q3] やりたいことが多すぎてひとつに選べない
04精神科医の備忘録 Key of Life
・悪口を言うと運気が悪くなる
05講座情報・メディア出演予定
【引用・転載規定】

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2015年7月の公開講座予定とメディア出演予定を掲載

2015年07月05日(日)03時35分40秒

本日以降の公開講座・イベント予定は下記のとおりです。

また、テレビ、ラジオ、雑誌などは「メディア出演情報」をご覧ください。

 

2015年7月の公開講座情報

 

●7月10日(金)18:30~20:00

北海道千歳市教育委員会「子育て講演会」

 

●7月17日(金)19:00~22:30

福岡「名越康文塾」

http://saintcross.jp/?p=666

 

●7月19日(日)13:30~16:00

東京・巣鴨「名越式性格分類ゼミ」

http://nakoshisemi.yakan-hiko.com/

※メルマガ購読者割引あり

 

●7月22日(水)19:00~

名越康文の「こころカフェ‘R’ 」 第3回

http://cocorocafer3-ktbkbt.peatix.com

※メルマガ購読者キャッシュバックあり

 

●7月25日(土)13:00~16:00

六本木ヒルズハリウッドプラザ5F

高野山大学「臨床宗教の新地平」 ~密教と心の技法~

http://www.koyasan-u.ac.jp/notice/event/detail/69