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名越康文の最新のお知らせはこちらで告知します。

 

【新シリーズ突入!】第26回名越式性格分類ゼミ@巣鴨10.18開催!

2015年09月27日(日)08時07分44秒

これまで、1回ごとに1つの体癖を解説してきた当ゼミですが、今回からは、新たなフェイズに突入! 心理学、仏教、身体論など、さまざまな角度から、性格分類の世界を多角的に掘り下げていきます。これまで、どこの講座でも踏み込んでいない、最新・最深の名越心理学講義。

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その記念すべき初回は「体癖以前(1) 日本人特有の心理を知る」を予定しています。もちろん、これまでどおり、体癖に関する質疑応答、ディスカッション、診断も続けていきます。ご期待ください!

日時:2015年10月18日(日)13:30~16:00
※途中10分間の休憩あり
会場:アープカレッジすがも
〒170-0002
豊島区巣鴨3-25-12山崎ビル3階

詳細・お申し込みはこちら

http://nakoshisemi.yakan-hiko.com/

ツアー「名越先生と行く高野山の旅」&「類人猿分類セミナー」のご案内

2015年09月26日(土)08時45分22秒

ツアー「名越先生と行く高野山の旅」

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10月24日土曜日より1泊2日で、精神科医の名越康文先生と共に、今年開創1200年を迎える高野山をめぐるツアー。
特別ご開帳の見学、ツアー限定の高野山大学での名越塾の開催、名越先生による奥之院のガイドなど内容盛りだくさん。
また、「空海劇場2015」の観劇付きの、まさにプレミアムツアー。
名越先生ファンはぜひこの機会をお見逃しなく!

詳細・お申し込みはこちら
http://www.kukai-gekijo.jp/tour/

 

 

 

 

「性格分類をビジネスに生かす! 類人猿分類セミナー」10.30品川

 

テレビ東京『ガイアの夜明け』、フジテレビ『とくダネ!』で話題となった<類人猿分類>のセミナー「性格分類をビジネスに生かす! 類人猿分類セミナー」が2015年10月30日、品川にて行われます。今回のセミナーは、名越もアドバイザーとして登壇予定です。詳細・お申し込みはこちら。

http://gorihiya.yakan-hiko.com/seminor.html

 

【メルマガ】想像力は人生を変えるか

2015年09月21日(月)08時48分40秒

想像力は人生を変えるか。

 

おそらく何万人もの人が繰り返し、繰り返し、このことを語ってきたことだろうと思います。しかしそもそも、想像力とはなんなのでしょうか。本当に、想像することが、自分を、世界を変えることができるのでしょうか。

 

確かに、想像力が有効に働くことによって、人の潜在能力は開花します。同じように取り組んでいたとしても、心の中が「他人からほめられたい」という承認欲求で満たされた人は、目的を達成するたびに手綱を緩めてしまうでしょう。しかし、想像力に駆動された意欲というのは目的を達成することによって、さらにエネルギーを増していきます。どれほど巨大なことを達成しても、その次の瞬間には、次のことについてワクワクし、行動を起こすことができるのです。

 

これは想像力というものが持つ、まぎれもないひとつの真実です。ただ、この逆もまた真なり、ということは忘れてはいけません。想像力がネガティブな方向に働いたときに、どれだけその人の日々の暮らしと未来とを縮小させているか。無意識のうちに、どれほど「見えない監獄」を築いているか。これもまた、途方もない現実の一側面なのです。

 

だからこそ、私たちは想像力を常に、具体的な行動と結びつけて考える必要があります。こうありたい、やってみたい。そういう前向きな想像力を、いかに今日1日の行動に結び付けるか。その作業を怠っていると、私たちの想像力は行き場を失い、やがては思わぬ方向に暴走してしまうことでしょう。

 

想像力の力を開花させようとする人は、常にそれを、高い技能と情熱的な探究と結びつけておく必要があります。思いだけでそこに技がなく、また探求の労を惜しむならば、それは我欲にしかなりません。たとえそれが、どんな清純な思いであれ、大事を達成することにはつながらないのです。

 

 

名越康文メールマガジン 生きるための対話(dialogue)

2015年9月21日 Vol.108目次

00【イントロダクション】想像力は人生を変えるか

01【コラム】「才能の芽」を摘まないために必要なたったひとつのこと

02精神科医の備忘録 Key of Life

・自分で自分の人生を経営する

03カウンセリングルーム

[Q1]方位が気になって旅に出られません

04読むこころカフェ(35)

・「痛み」から見る心と身体

05講座情報・メディア出演予定

【引用・転載規定】

 

 

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【メルマガ】無意識の中にある「他者への期待」–その功罪

2015年09月08日(火)04時18分57秒

最近気づいたことなんですが、僕ら日本人の心の中にある「他者への期待」っていうのは、その90パーセント以上が無意識のうちにあるものなんです。「もっと私のことを愛してほしい」とか「もうちょっと言うことを聞いてほしい」というように、きちんと言葉にして表現したり、自覚したりしているような「期待」というのは、その人が抱えている期待のほんの一部にすぎない。ほとんどの期待は、いわば深い無意識の底に沈んでいる(ふだん全く意識化されない)。

 

だからこそ、日本人の怒りというのは、ときに苛烈なものになる。「自分が何に対して、どのように期待しているか」という自覚がないために、その期待が裏切られ、怒りに転嫁してしまったときに、まったく歯止めがかからなくなってしまう。それは「自分がなぜ怒っているのか」がわからないから。無意識の期待に、気づいていないから。

 

もちろん、無意識の期待というのは、日本人だけが持っているものじゃありません。どこの国の人だって、程度の差はあれ、持っているものです。ただ、日本人は特に、「無意識の期待」の比重が高いんじゃないかと思うんです。それは結局、諸外国に比べて日本人の子育てが密接だから。

 

幼い頃から親があれこれ世話を焼いてくれて、非常に密接な身体的接触の中での「阿吽の呼吸」によって、言葉に出さなくても相手がやってくれる。そういう母子、もしくは父子が密着した子育ての中で育ってきた僕らの「期待」というのは、そのほとんどが無意識的なものにならざるを得ない。

 

つまり、「無意識の期待」の肥大化というのは、日本人の密な子育ての「副作用」だということです。

 

誤解のないように断っておきますが、僕は、日本人の子育てを、基本的には支持しています。「親が細やかに手をかけて子供を育てる」ということは、おそらくプラスの側面のほうが大きい。少なくとも、日本人が持つ繊細さや、高度なコミュニケーション文化というのは、こうした子育て習慣の中で培われてきたものだし、それは決して失われてはならないものだと思う。

 

しかし、そこには副作用もある。そのことは忘れてはならないだろうと思うんです。

 

 

名越康文メールマガジン 生きるための対話(dialogue)

2015年9月7日 Vol.107目次

00【イントロダクション】無意識の中にある「他者への期待」–その功罪

01【近況】善意のなれの果ての悪意/死に物狂いでやるということ

02【解説】観察力とは何か

03精神科医の備忘録 Key of Life

・共感せずに他者を認めることはできるか

04カウンセリングルーム

[Q1] 仏教に対して恐怖心を覚えています

05読むこころカフェ(34)

・他者がもたらす不快といかに付き合うか

06講座情報・メディア出演予定

【引用・転載規定】

 

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【ご案内】類人猿分類の新刊、9月11日発売決定!

 

「ガイアの夜明け」や「とくダネ!」で話題となった類人猿分類。その最新版・決定版の本を鋭意制作中です。タイトルは『類人猿分類公式マニュアル2.0  人間関係に必要な知恵はすべて類人猿に学んだ』。2015年9月11日発売です。まだ予約期間ですが、amazon総合でトップ200位に入るなど、大注目の一冊。

 

私は監修として関わらせていただきました。非常に良い本です。よろしければぜひ!(名越康文)

 

『類人猿分類公式マニュアル2.0  人間関係に必要な知恵はすべて類人猿に学んだ』

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書籍情報はこちらに掲載中です。

http://gorihiya.yakan-hiko.com

※類人猿分類の既刊『ゴリラの冷や汗』も好評発売中。

 

無料簡易診断サイト

http://yakan-hiko.com/gather/

 

 

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第25回「名越式性格分類ゼミ」(9月20日)のご案内

2015年08月27日(木)04時03分24秒

第 25回「名越式性格分類ゼミ」は2015年9月20日(日)13:30~16:00、

アープカレッジすがも(JR巣鴨駅徒歩2分)で行います。今回のテーマは「前後型(6種を中心に)」です。

詳細・申し込みはこちらをご覧ください。

 

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